おいしさの秘密
ふらのジャムはおいしくて、安全。その秘密は、とことん丁寧に、忠実に、
つくっているだけなのです。
じつは、富良野ジャムは水を一滴も加えることなく作られています。
素材である果物や野菜にもともと含まれている水分だけで煮詰めているのです。
と言っても、最先端の機械や製法を使っているわけではありません。
私たちは、自然の摂理に従った、ごくごく伝統的で昔ながらの手間と 時間をかけた作り方を愚直に実践し続けている、ただそれだけのことなのです。
素材ごとの水分量をはじめ、糖度、酸度等や煮え具合などは、当然のことながら、毎回違ってきます。
さらに、水を加えないことで余計に 焦げやすくもなってしまいます。
ですから、少しの変化にも目配りができるように、今でもふらのジャム園では、小さな鍋ひとつごとに職人たちがつきっきりでそれらを見極めながらジャムを作っているのです。
富良野ジャムは、砂糖を含め、材料のほとんどが北海道産です。
昼と夜の温度差が大きい土地では、果物や野菜にうまみがしっかりのっておいしく育ちます。
さらに、きちんと完熟するのを待って収穫 されたものから厳選し、ジャム作りの材料にしています。
砂糖も、ジャムにするために必要とされる最低限の分量しか使いません。
完熟した果物や野菜のおいしさを際立たせるためには、それだけで充分なのです。
私たちは、これら素材の本来の持ち味や特色を活かしながら、日々、季節ごとのジャムを作っています。
富良野ジャムは、創業当時から無添加無着色です。
果物、野菜、砂糖のほかには、ジャムのとろみ付けと酸味・香りづけの ために、生レモンをひとつひとつ手で絞った果汁を足しているだけ。
もともと、昔ながらの伝統的なジャム作りにおいて、防腐剤や着色料、 香料、酸味料などの化学的添加物は必要のないものです。
私たちは、素材の本来の持ち味をできるだけそのままに味わっていただくため、余分なものは一切加えずにジャムを作っています。
富良野ジャムは、余分なものは何も加えず、水で薄められてしまうこともないので、おいしさも栄養も、畑で採れたときそのままに、むしろ、煮詰められた分だけぎゅっと濃縮されているのです。